※写真はイメージです。
最近、自毛植毛を検討している方が増えています。
AGA治療を続けていてもなかなか効果が出ない方や、一気に薄毛を治療したい方は、植毛手術を
受ければ改善が見込めるかもしれません。
特に人気なのは自分の毛髪を採取して移植する「自毛植毛」です。
この記事では、人気の「自毛植毛」について、種類や費用をご紹介します。
・自毛植毛には大きく分けて2種類ある
「自毛植毛」は、側頭部や後頭部など、AGAの影響を受けづらい部分から毛髪を細胞ごと採取し、髪が薄くなってしまった部分に移植する植毛手術です。
さまざまなメリットがある自毛植毛は、数ある植毛手術の中でも特に人気の手法です。
自毛植毛では自分の毛髪細胞を使用することから、体への負担が少なく、術後の定着率が高いの
が特徴です。
また、移植した髪の毛が定着したあとは、まるで元からあった髪のように自然に生え代わりを繰り返すので、人工毛移植や増毛に比べて自然な仕上がりを維持しやすいと言われています。
そんな自毛植毛には大きく分けて「FUE法」と「FUT法」という2種類の術式があり、それぞれ特徴やメリット・デメリットが異なります。
・自然な仕上がり「FUT法」
一つ目の術式は、「毛包単位植毛」・通称「FUT法」です。
まず、頭皮にメスを入れ、移植元となる毛髪（ドナー）を採取します。
さらに顕微鏡を使用して、「グラフト」と呼ばれる、毛髪移植の最小単位に株分けしていきます。
さらに、頭皮にグラフトが入るサイズの切れ込みを入れ、株分けしたグラフトを
移植していきます。
FUT法では、ダメージのない良質なグラフトが生成されるため、術後の定着率が高く、
自然な見た目を叶えられます。
自然な仕上がりを追求し確立された術式で、世界でもメジャーな方式です。
移植株数やクリニックによっても異なりますが、相場価格は50〜100万円ほどで、自毛植毛の中
では安めです。
・高密度移植が可能「FUE法」
もう一つの術式は、最近急激に人気が高まっている「FUE法」です。
FUE法ではメスを使用せず、専用のパンチを用いてグラフトを1つずつ採取していきます。この
パンチの大きさは1mm以下で、メスに比べて傷口が小さくて済み、痛みも大幅に軽減されます。
採取したグラフトは、専用のインプランターという機械を使用して、頭皮の中に押し込まれます。
非常に細かな作業が必要なため、価格は70〜100万円以上とかなり高額になってしまいます。
しかし、メスを使わないことで傷が小さくて済み、体への負担が小さいことから、
「切らない植毛」としてFUE法の人気が急激に高まっています。
※写真はイメージです。
・結局どっちがオススメ？
「FUT法」と「FUE法」にはそれぞれメリット・デメリットがあり、あなたが何を重視するかで、選ぶ方法は変わります。
そのため、どちらが優れているかを決めることは非常に難しいです。
例えば、費用をとにかく安く抑えたいなら「FUT法」、傷口の目立たなさを求めるなら「FUE法」というふうに、まずは自分が重視するポイントを洗い出してみましょう。
クリニックによって、医師が得意とする術式やオススメの方式は異なるため、まずはカウンセリング回りをしてみることをオススメします。
どちらの術式を選ぶにせよ、植毛手術では100万円単位の大金を払うのですから、納得できるクリニックが見つかるまで妥協せずに探してみるのがオススメです。
今回は、自毛植毛の代表的な2つの術式である「FUT法」「FUE法」についてまとめました。
まずはカウンセリングをたくさん受けて、あなたにピッタリのクリニックを見つけるのが
オススメです。
ぜひ参考にしてみてくださいね！